水戸中央倫理法人会モーニングセミナーでスピーチをさせていただきました。


私も水戸中央倫理法人会の会員ですが、自分のスピーチのときだけの出席で、確固たる幽霊会員であることを心からお詫び申し上げます。


さて本日のテーマは「危機管理におけるリーダーシップ」と題して私の経験から得られた感覚でお話しいたしました。


これまで地震や台風などの自然災害、新型コロナウイルス感染症、千波湖における鳥インフルエンザなど、様々な危機に直面してきました。


その度に答えのない対応を迫られてきました。


様々なエビデンスを積み上げ、多方面からの意見を聞きながら、最終的な判断はトップが行わなければなりません。


様々な経験や知見をもっていなければできない判断もありました。


最後は覚悟をもってひとつの答えを出さなければなりません。


行政の最大の責任は市民の生命と財産を守ることで、それができないまちは危なくて住んでもらえません。


そして、その行政のトップは職員が安全に業務に集中できる組織と環境をつくらなければならず、それができなければ有能な人材は集まりません。


民間会社も同じで、顧客の信用と社員の安全を保障できなければ長続きしないのではないでしょうか。


私もまだまだ未完成な人間ですが、市民の皆様や職員の皆様にご協力をいただきながら、誤りなき判断ができるリーダーとなれるよう一層精進してまいります。