文化庁へ近世の教育遺産群の世界遺産暫定一覧表記載資産候補提案書概要英語版及び世界遺産暫定一覧表への追加要望書を提出しました。


近世の教育遺産群の世界遺産登録への活動については、水戸市(弘道館・偕楽園)、足利市(足利学校)、備前市(閑谷学校)、日田市(咸宜園)の4市で教育遺産世界遺産登録推進協議会を設置し、広域連携のもと様々な活動を続けてまいりました。


世界遺産登録実現のためには、まず国内において世界遺産暫定一覧表に追加されることが絶対要件となります。


暫定一覧表追加の時期は明確にされていませんが、いつ募集があっても対応できるようにしっかり準備をしておかなければなりません。


国への要望活動についても、その準備の一つで、構成資産の価値をご理解いただき、暫定一覧表追加に向けてアドバンテージを得るための重要な活動となっています。

文化庁側からは鈴木敏之文化戦略官、鈴木地平文化財調査官、文化資源活用課の大川晃平文化遺産国際協力室長にご対応いただき、世界遺産を取り巻く状況、暫定一覧表の追加の動き、世界遺産登録に向けて実施すべき重要事項などについて意見交換を行いました。


今後とも4市の連携を強化し、学術的研究、国内外の専門家へのアプローチ、市民の皆様への啓発活動など、様々な活動を継続的に推進し、世界遺産暫定一覧表への追加記載の実現を目指してまいります。

市民の皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。