茨城大学生によるまちづくりプレゼン発表会が開催されました。


茨城大学生によるまちづくりプレゼン発表会は、第7次総合計画策定過程における市民の声、特に若者の意見を聞く場として企画されたものです。


茨城大学の5つのゼミの学生が中心市街地活性化、水戸ならではの観光振興、子育て支援の充実、福祉の充実、地球温暖化対策、循環型社会に向けた取組の促進について研究をした成果を発表していただきました。


イベント的に実施するプレゼンならば大人の対応をして、財源の裏付けなどは脇に置いといて、行政批判にも反論ぜず、素晴らしいと評価して終わるのですが、今日のまちづくりプレゼン発表会は総合計画に反映させる重要な施策につながるものであることから、私を含めて行政側からも容赦ない質問が出されたました。


しかしその質問にもきちんと答えている学生の皆様の姿勢に感服しました。


提言内容については、私たちには思い付かない若者らしい発想やアイデアも多数出されており、そのまま採用できるものや、少々加工を加えた上で採用できるものなど、大きな成果がもたらされた発表会となりました。


第7次総合計画は時代を先取りし、既成概念にとらわれない斬新な政策を盛り込むことによって、いい意味での尖った計画として作り上げ、それをしっかり実践することによって選ばれるまちへ成長させていきたいと思います。


そのためにも今まで行政との関わりが薄かった若者に積極的に参加していただき、政策の発生源を多様化していきたいと思います。


茨城大学の太田学長をはじめ、諸先生方、学生の皆様、ありがとうございました。