株式会社AOKI FARMの青木良彰社長が活動報告を兼ねて表敬訪問してくださいました。


青木社長はひたちなか市出身ですが、水戸市内の祖父の農地を借り上げ、12年前に就農しました。


農業を始めたころは、わずか40アールぐらいでしたが、今では70ヘクタールへ大きく拡大いたしました。


主に米、大豆、小麦などの穀物を主とした営農に励んでいます。


大豆は納豆や豆腐の原料としてメーカーに出荷しているそうです。


そして今力を入れているのが小麦で、水戸市でただ一人、「ゆめかおり」の栽培研究に取り組んでいるそうです。


「ゆめかおり」はタンパク質の含有量が豊富でパンの原料に向いているそうですが、タンパク質の含有量を増加させることが難しく、まだまだ研究の余地があるとのことです。


ウクライナ情勢等の影響を受け、小麦の確保や価格が不安定な中で、良質の茨城産小麦が増産されることは、食の安心や安定確保、価格の安定につながるとともに、農業の生産性向上にもつながります。


青木社長のような意欲ある若手農業者の存在は、本市農業にとって大変心強く、明るい未来を感じます。


今後とも青木社長の営農活動に注目し、農業振興について連携していきたいと思います。


なお青木社長はじめ、茨城の生産者による「ゆめかおり」を使用したパンが、セブンイレブンで販売されています。


是非ご賞味いただき、茨城の生産者を応援してください。


よろしくお願い申し上げます。