防災リーダー研修会が開催されました。

本研修は、市内中学校から選抜された生徒が、避難所の設営や運営を実践的に学ぶもので、将来の地域防災リーダー育成とともに、防災意識の高揚を図るものです。

千波市民センターで行われた研修会では、水戸市防災・危機管理課職員からの指導を熱心に聞きながら、パーテンションの組み立てをはじめ、防災資機材の取り扱い方、非常食の作り方、避難者誘導など、避難所の設営や運営について学びました。

次に中学生が避難所係員役になり、実地訓練が行われました。

私は足の不自由な高齢者役となって参加しましたが、氏名や体調の聞き取り、それに伴う車椅子等の準備など、的確な対応に感心させられました。

また優しく声をかけていただき、この声かけが高齢者にとっては大変重要で、ちょっとした一言が不安解消につながります。

研修会の成果が現れた実地訓練となりました。

今日学んだことは、自分一人にとどめることなく、各学校で広めてもらえたら嬉しいです。

今後ともこのような取り組みを通して、地域防災リーダーの育成に努め、共助の精神にあふれた災害に強いまちづくりを進めてまいります。