水戸市平和大使派遣報告会が行われました。


水戸市平和大使は、私たちので平和作文コンクールで優秀な成績を収めた児童生徒の中から選抜され、8月5日から7日の3日間の日程で広島に派遣されました。


広島では平和記念資料館の見学、原爆死没者慰霊碑への献花、原爆の子の像へ千羽鶴奉納、平和記念式典参列、国立広島原爆死没者追悼平和記念館見学、原爆ドーム見学と充実した研修を行いました。


特に平和記念式典は厳粛な中で行われ、緊張して参列したものの、貴重な経験だったと語ってくださいました。


また平和記念資料館をはじめ、施設等の見学では写真パネルや原爆で被害を受けた展示物を目の当たりにし、改めて原爆の恐ろしさを肌で感じとったそうです。


この経験を通して、戦争から目を背けないこと、原爆を他人事とせず、当事者意識を持つことなどを学んだと話してくださいました。


そして平和の尊さや戦争の悲惨さをしっかり伝えていく役割を果たしていきたいと力強く語ってくださいました。


水戸市は昭和60年に核兵器廃絶平和年宣言を行なっています。


核のない平和な国際社会の実現のために、地方から声を上げていきたいと思います。


水戸市平和大使の皆様には、広島への派遣事業は終了しましたが、この経験を生かしていただき、生涯平和大使として平和の伝承者となっていただければ幸いです。


今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。