茨城店舗設備株式会社様が設置した「イバテンほしいもLab」が完成の運びとなり、竣工式が開催されました。


茨城店舗設備株式会社様は、26年前より干し芋用乾燥機を開発し、販売を手掛けています。


当時は、干し芋は風による自然乾燥が主流で、機械による乾燥がなかなか理解されなかったそうです。


一方機械を導入した干し芋生産者が、衛生面、スピード面、加工の均一化などの利点を生かし、生産性の向上や販路拡大につながったことから、徐々に機械を導入する生産者が増えていきました。


今では全国に顧客を持ち、機械による乾燥方式が広まってきており、干し芋ブームを支える原動力になっています。


イバテンほしいもLabは、干し芋技術の向上や新規起業を目指す人材を育成する研修施設ですが、生産工程を見学することができることから、小学生等の社会科見学にも活用することができます。


また直売所も併設していますので、プレミアム干し芋からリーズナブルな干し芋まで、様々な商品をお買い求めいただくこともできます。


今空前の芋ブームとなっており、茨城の特産品である干し芋も健康食品として人気が高い加工品の一つです。


一方機械の導入により全国どこでも同じ品質で干し芋が生産できることになることから、更なる品質の向上やブランディングの確立が急務となっています。


日本一の産地として茨城の干し芋が、全国の干し芋生産の追随を許さず、引き続き干し芋王者として君臨していかなければなりません。


そのためにも生産者とイバテンほしいもLabがしっかり連携し、更なる品質向上のための研究研鑽を重ね、茨城干し芋日本一を堅持していただきたくご期待申し上げます。


イバテンほしいもLabの益々のご発展をお祈り申し上げます。