【水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について(6月17日更新)】
水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について、傾向が見えてくる1週間ごとにデータを積み上げ、表やグラフにまとめて公表しています。
6月第3週では120人の感染症患者が確認され、県全体では減少傾向にあるものの、水戸市は一進一退の状況が続いています。
また6月第2週の合計の感染症患者は、週末分が追加されたことから188人に追加訂正いたします。
感染経路把握者が93人で、感染経路不明が27人となっており、この数字から引き続き感染拡大の懸念を孕んでいます。
軽症が111人で無症状が8人となっておりますが、中等症の方が1人いらっしゃることが心配です。
また感染当初は軽症や無症状でも、時間が経つにつれ重症や中等症に移行してしまった方も少なからず確認されていることから、油断はできません。
感染ルートは相変わらず家庭内が多く、身近な場所での感染が多く見受けられます。
年代別では幅広い年代で確認されていますが、15歳以下が圧倒的に多く、20代と30代でも多くの感染者が確認されています。
若い年代での感染が顕著です。
学校での感染症対策も徹底いたしますが、引き続きご家庭での感染症対策もお願いします。
新型コロナウイルス感染症に関する情報をひとまとめにしてありますので、こちらの水戸市ホームページをご覧いただき、ご対応をお願いします。
ワクチンについても1、2回目接種、3回目接種、小児接種に加え、4回目接種についても情報発信しておりますので、こちらの水戸市ホームページをご覧ください。
市民の皆様にはワクチン接種のご検討をお願いします。
現在療養中の患者は204人と増加傾向を示しており、自宅療養者が185人、宿泊療養施設入所者が14にのぼることから、きめ細かく健康観察や療養支援をしてまいります。
水戸市保健所では人員体制を整え、毎日対象者に連絡をとり状態をお伺いするとともに、必要に応じてパルスオキシメーターの貸し出しを行うなど、丁寧な対応を行なっています。
また24時間対応の医療相談アプリも導入してご活用いただいています。
また1人の中等症者をはじめ、5人の入院患者はそれぞれの医療機関で手厚い看護が行われています。
水戸市内でも感染力の強いオミクロン株の拡大による第6波が約5か月以上も続いています。
特に茨城県全体が減少しているにもかかわらず、水戸市が高止まりの状況にあることが気がかりです。
水戸市保健所を中心に積極的疫学調査や情報提供、ワクチン接種事業等をしっかり行い、感染拡大防止に努めてまいります。
マスクの取り扱いについても、国の方針に動きがあるようですので、熱中症対策と合わせて適切に対応してまいります。
現時点においては市民の皆様におかれましても、引き続き3密の回避、マスク着用、手洗い消毒、うがい、咳エチケットの励行、こまめな換気など基本的な感染症予防にご協力をお願い申し上げます。
飲食等を伴う会合等においても、感染症対策等の工夫をしての実施をお願いします。
感染症対策と社会経済活動の両立を図っていくためにも、今しばらく注意を怠らない行動をお願いします。
引き続きご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上ます。
水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況の詳細については水戸市ホームページをご覧ください。