【水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について(4月8日更新)】

水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について、傾向が見えてくる1週間ごとにデータを積み上げ、表やグラフにまとめて公表しています。

4月第1週及び第2週では519人の感染症患者が確認され、高止まりしている状況にあります。

また3月第5週の合計の感染症患者は、週末分が追加されたことから422人に追加訂正いたします。

感染経路把握者が376人で、感染経路不明が143人となっており、この数字から引き続き感染拡大の懸念を孕んでいます。

軽症が303人で無症状が15となっておりが、中等症者も1人いらっしゃいます。

感染当初は軽症や無症状でも、時間が経つにつれ重症や中等症に移行してしまった方も少なからず確認されていることから、油断はできません。

感染ルートは相変わらず家庭内が圧倒的に多く、身近な場所での感染が多く見受けられます。

年代別では幅広い年代で確認されていますが、今週も15歳以下の感染が多く見受けられており、比較的若い層に感染者が多くなっています。

春休みも明けて新年度が始まり、児童生徒の登校が始まっています。

学校における感染症対策もしっかり講じてまいります。

また濃厚接触者となった方は原則7日間の自宅待機をお願いしているところでございますが、この間必ずしもPCR検査等を行うわけではありませんのでご理解願います。

発熱等の症状がある場合には、かかりつけ医等にご相談ください。

対応方法など詳細は次の水戸市ホームページをご覧ください。
一方ワクチン接種が感染拡大防止のカギとなっています。

市民の皆様にはワクチン接種のご検討をお願いします。

水戸市はワクチン追加接種(3回目接種)の早期予約を呼びかけています。

3回目接種についての詳細は以下の水戸市ホームページをご覧ください。
また小児(5歳〜11歳)の接種も開始しておりますので、厚生労働省をはじめ、様々な情報等を得ていただき、接種のご判断をお願いします。

小児接種について詳細は以下の水戸市ホームページをご覧ください。
現在療養中の患者は605人と増加傾向を示しており、自宅療養者が550人、宿泊療養施設入所者が45人にのぼることから、きめ細かく健康観察や療養支援をしてまいります。

水戸市保健所では人員体制を強化し、毎日対象者に連絡をとり状態をお伺いするとともに、必要に応じてパルスオキシメーターの貸し出しを行うなど、丁寧な対応を行なっています。

また24時間対応の医療相談アプリも導入してご活用いただいています。

また1人の中等症者をはじめ、10人の入院患者はそれぞれの医療機関で手厚い看護が行われています。

水戸市内でも感染力の強いオミクロン株の拡大による第6波が続いていており、第7波も懸念されています。

引き続き危機意識をもって対応してまいります。

茨城県全域に適用されていたまん延防止等重点措置は既に解除されていますが、これはオミクロン株の性質に鑑み、医療提供体制の状況から判断されたものと思われ、感染者数は依然高い状況にあります。

水戸市保健所を中心に積極的疫学調査や情報提供、ワクチン接種事業等をしっかり行い、感染拡大防止に努めてまいります。

市民の皆様におかれましても、引き続き3密の回避、マスク着用、手洗い消毒、うがい、咳エチケットの励行、こまめな換気など感染症予防にご協力をお願い申し上げます。

いずれにいたしましても感染リスクの高い場所を避けていただき、感染リスクの高い行動については自粛していただければ幸いです。

特に年末年始は異動や歓送迎会など、人の動きや交流が活発になる季節です。

飲食等を伴う会合等においても、感染症対策等の工夫をしての実施をお願いします。

感染症対策と社会経済活動の両立を図っていくためにも、今しばらく注意を怠らない行動をお願いします。

引き続きご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上ます。

水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況の詳細については水戸市ホームページをご覧ください。