新型コロナウイルス感染症に係る積極的疫学調査における重点的な対応について

保健所活動の重点化について

現在、感染力の強いオミクロン株の影響により、国内の新規感染者数が過去最多を日々更新し続けるなど、第6波が本格化しています。
本市においても、家庭内や職場、知人など、身近な場所での感染が急拡大し、特に、保育や教育現場での感染が顕著となっており、濃厚接触者も増大しています。
市保健所の体制を強化し、懸命に対応しておりますが、これまでどおりの検査や調査を行うことは、保健所業務を停滞させます。
したがいまして、オミクロン株に対応し、市民の命と健康を守るため、当面の間、保健所活動の重点化を図ることとしました。
具体的には、濃厚接触者の調査については、県の方針である同居家族の調査のほか、市独自の取組として、感染リスクが高く、クラスター化のおそれがある医療機関、福祉施設、保育所や幼稚園などの案件の調査に重点的に対応してまいります。
保健所の調査が実施されない事業所や施設等の皆さまにおかれましては、濃厚接触者と考えられる方を判断していただき、自宅待機を行うなどの対策を講じるようお願いいたします。

市が積極的疫学調査を行う方

新規陽性者本人
同居家族(県の方針)
感染リスクが高く、クラスター化により社会的影響の大きい施設等(医療機関、社会福祉施設、保育園・幼稚園等) 
感染の可能性のある方の対応について

同居家族等以外で濃厚接触で症状がある方については、ご自身で診療・検査外来を予約し、医療機関を受診いただくようお願いいたします。

事業所等で陽性者が出た場合には、その事業所において濃厚接触の可能性がある方をリスト化し、事業所で接触者への対応、感染症対策をお願いいたします。

困ったことがあれば、保健所へご相談ください。

期間
令和4年1月21日(金)から当面の間

濃厚接触者の定義
濃厚接触者とは感染可能期間(発症日2日前から療養開始されるまでの期間)に陽性者と接触した方のうち、以下に該当する方を指します。

・ 手で触れることの出来る距離(目安として 1 メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と 15 分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する。)。
・ 患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
・ 適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者
・ 患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者

参照:国立科学研究所「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」 

身近な方が陽性者となられたときは

身近な方から「新型コロナウイルス感染症と診断された」と連絡があった場合に、市民の皆様が行うことについてまとめたリーフレットを作成しました。
ページ下の添付ファイルをダウンロードいただき,ご活用ください。

【水戸市リーフレット】「家族が陽性」その時どうする?

【水戸市リーフレット】「子どもが陽性」その時どうする?

【水戸市リーフレット】「職場で陽性者が発生」その時どうする?

【水戸市リーフレット】「知人が陽性」その時どうする?