水戸市文化栄誉賞受賞式が開催されました。

水戸市文化栄誉賞は日本の文化の向上発展に顕著な業績をあげられ、水戸市の名を全国に高め、市民の郷土愛と誇りを高揚した水戸市にゆかりのある個人や団体に対して贈られるものであり、これまで15名の個人を表彰してまいりました。

今年度は茨城大学理学部教授の岡田誠様と元大関雅山の二子山雅高様に贈られました。

岡田誠様は、日本の地名を冠した地質時代名「チバニアン」のGSSP認定チームの代表としてご尽力されました。

まだ名前が付けられていなかった中期更新世が、チバニアンとして新たな地球の歴史に刻まれ、茨城大学水戸キャンパスを拠点に研究が進められ、地質学はもとより科学史に残る快挙を成し遂げられました。

二子山雅高様は、元大関雅山関で、現在は二子山部屋の師匠として13人の力士の指導にあたっています。

水戸市出身で、角界入り後は最速スピードで大関に昇進するなど、数々の輝かしい成績を収められ、人気、実力ともに兼ね備えた力士として生涯戦歴は654勝を数えるほどの活躍を見せてくださいました。

お二人につきましては分野は異なりますが、第一線でご活躍されており、そのご努力に対しまして改めて敬服し、感謝を申し上げます。

どうぞこれからも健康に留意され、益々ご活躍されますようお祈り申し上げます。

この度は誠におめでとうございました。