【水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について(10月1日更新)】

水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について、傾向が見えてくる1週間ごとにデータを積み上げ、表やグラフにまとめて公表しています。
9月第5週では21人の感染症患者が確認され、減少傾向にあります。
感染経路把握者が14人で、感染経路不明者が7人となっており、感染経路不明者が減少していることが明るい兆しです。
把握している感染経路のほとんどが家庭内感染で、日常生活での注意が求められます。
18人が軽症で3人が無症状ですが、若い人でも重症化する事例が多くなっていますので、油断は禁物です。
感染症患者の年代別については、子どもと子育て世代に多く確認されました。
いずれにいたしましてもワクチン接種が感染拡大防止のカギとなっています。
水戸市では既にワクチン接種対象となる12歳以上の市民全員が予約可能となっています。
若年層や妊産婦優先枠に加え、飲食店関係者枠も設けました。
市民の皆様にはワクチン接種予約をお願いします。
水戸市のワクチン情報については次の水戸市ホームページをご覧ください。

現在療養中は39人と減少傾向にありますが、自宅療養者が21人、宿泊療養施設入所者が6人いらっしゃることから、きめ細かく経過観察や療養支援をしてまいります。
3人の重傷者や3人の中等症患者につきましては、それぞれの病院で手厚い治療が行われています。
なお水戸市は中核市へ移行したことから独自の保健所を有しております。
そのため自宅療養者へは毎日連絡をとり、状況把握に努めており、パルスオキシメーターの貸し出しなど必要な支援も行なっております。
入院調整につきましても、引き続き県や医療機関としっかり連携してまいります。
茨城県非常事態宣言は9月19日をもって、国の緊急事態宣言は9月30日をもって解除されています。
茨城県の新型コロナウイルス感染症対策茨城版コロナNextでもステージ2に移行され、これまで発令されていた行動制限や自粛要請等も解除されています。
詳細は茨城県ホームページをご覧ください。


感染症患者が減少傾向にあるものの、ゼロのなった訳ではなく、身近なところでの感染が多く見られていますので、今一度足元の生活様式をご確認くださいますようお願い申し上げます。
一方児童生徒への感染に歯止めがかかりません。
水戸市は10月1日から通常登校・通常授業が始まっています。
お子様のいらっしゃるご家庭の皆様の特段のご配慮をお願いします。
本市においても、減少傾向にあるとは言え、油断大敵です。
引き続き緊張感をもって対応していきたいと思います。
水戸市保健所を中心に積極的疫学調査や情報提供、ワクチン接種事業等をしっかり行い、感染拡大防止に努めてまいります。
市民の皆様におかれましても、3密の回避、マスク着用、手洗い消毒、咳エチケットの励行など感染症予防にご協力をお願い申し上げます。
皆様のお力添えを賜り、この難局を乗り切っていきたいと思います。
引き続きご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況の詳細については水戸市ホームページをご覧ください。