【水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について(9月24日更新)】

水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について、傾向が見えてくる1週間ごとにデータを積み上げ、表やグラフにまとめて公表しています。

9月第4週では22人の感染症患者が確認され、減少傾向にあります。

感染経路把握者が12人で、感染経路不明者が10人となっており、感染経路不明者が減少していることが明るい兆しです。

把握している主な感染経路は依然として家庭内や職場内感染が多く、日常生活での注意が求められます。

21人が軽症で1人が中等症ですが、若い人でも重症化する事例が多くなっていますので、油断は禁物です。

感染症患者の年代別については、今週は多世代に渡っており、高齢者も多く確認されたのが少々気になります。

いずれにいたしましてもワクチン接種が感染拡大防止のカギとなっています。

水戸市では既にワクチン接種対象となる12歳以上の市民全員が予約可能となっています。

若年層や妊婦専用枠も設けています。

市民の皆様にはワクチン接種予約をお願いします。

水戸市のワクチン情報については次の水戸市ホームページをご覧ください。


現在療養中は76人と減少傾向にありますが、自宅療養者が41人、宿泊療養施設入所者が19人いらっしゃることから、きめ細かく経過観察や療養支援をしてまいります。

3人の重傷者や5人の中等症患者につきましては、それぞれの病院で手厚い治療が行われています。

なお水戸市は中核市へ移行したことから独自の保健所を有しております。

そのため自宅療養者へは毎日連絡をとり、状況把握に努めており、パルスオキシメーターの貸し出しなど必要な支援も行なっております。

入院調整につきましても、引き続き県や医療機関としっかり連携してまいります。

茨城県非常事態宣言は9月19日をもってすでに解除されています。

国の緊急事態宣言は9月30日までですが、解除に向けて検討がなされていると伺っています。

現時点(9月25日)においては不要不急の外出自粛、他都道府県との往来自粛、会食時における感染対策、飲食店をはじめ、対象事業所の営業時間短縮、イベントの制限、出勤者数の削減等、様々な行動制限が要請されていますので、ご留意願います。

詳細は茨城県ホームページをご覧ください。


県内では変異株の割合が高くなっており、水戸市内でも多くなっています。

変異株は感染力が強いうえ、若年層でも重症化につながることがあると言われていますので、より注意が必要です。

感染症対策を徹底したうえで、より慎重な行動をお願いします。

特に身近なところでの感染が多く見られていますので、今一度足元の生活様式をご確認くださいますようお願い申し上げます。

児童生徒への感染も多く確認されています。

水戸市はすでに分散登校が始まっております。

お子様のいらっしゃるご家庭の皆様の特段のご配慮をお願いします。

会食を行う場合も、いばらきアマビエちゃんの登録や感染症対策を徹底している店舗等をご確認いただき、少人数で安全に会食を行ってください。
また地元飲食店のテイクアウトもご活用ください。

県域を跨ぐ移動も極力お控えくださいますようお願い申し上げます。

本市においても、減少傾向にあるとは言え、油断大敵です。

引き続き緊張感をもって対応していきたいと思います。

水戸市保健所を中心に積極的疫学調査や情報提供をしっかり行い、感染拡大防止に努めてまいります。

一方保健所はワクチン接種事業や積極的疫学調査が重なり、業務量が厳しい状況にあります。

適切な業務を行うためには体制を強化することはもちろんですが、市民の皆様にもご協力をいただければ幸いです。

市民の皆様におかれましても、3密の回避、マスク着用、手洗い消毒、咳エチケットの励行、感染拡大地域との往来時の注意など感染症予防にご協力をお願い申し上げます。

皆様のお力添えを賜り、この難局を乗り切っていきたいと思います。

しばらくの間ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況の詳細については水戸市ホームページをご覧ください。