オンライン授業の現場視察を実施いたしました。

茨城県非常事態宣言の発令を受けて、水戸市では市立小中学校全校においてオンライン授業に切り替えて授業を実施いたしております。

水戸市ではGIGAスクール構想にもとづき、児童生徒一人一台タブレットを準備し、ICT教育に力を入れているところです。

ICT支援員の増員や様々な研修を通して教職員のスキルアップも図っており、それがオンライン授業の円滑な実施にもつながっています。

短期間ではありましたが、諸先生方の児童生徒に向き合う情熱によりオンライン授業がしっかり組み立てられています。

もちろん直ぐに完璧という訳にはいきませんし、操作方法や児童生徒とのコミュニケーションなどの様々な課題も見えてきました。

しかしながら熱心な先生方の努力により試行錯誤を繰り返すことによって、レベルアップが図られていくものと確信いたしております。

また行政の支援の必要性も痛感いたしました。

特に写真でもお分かりの通り、パソコンの高さを調整するために机の上に机を乗せたり、キャスター無しの台を重々しく移動させたりと、現場には先生方の涙ぐましい努力がありました。

きちんとした備品を備え環境整備を図ることも、ICT教育を円滑に進めるうえで重要であることも実感いたしました。

今後とも現場やご家庭の声、実施状況の把握に努め、学校やご家庭と行政が思いを共有し、児童生徒にとって最善のICT教育の充実に努めてまいります。

なお視察実施にあたりご協力いただきました水戸市立三の丸小学校及び第二中学校の校長先生はじめ、諸先生方に心から御礼と感謝を申し上げます。

また写真投稿の許可を得ておりませんことから、先生方にお顔にモザイクをかけさせていただきましたことをご了承願います。