【水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について(9月17日更新)】

水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について、傾向が見えてくる1週間ごとにデータを積み上げ、表やグラフにまとめて公表しています。
9月第3週では62人の感染症患者が確認され、減少傾向を見せてはいるものの、高止まりの状況です。
一方感染経路把握者が44人に対し、感染経路不明者が18人であることから、だんだんコントロールができる状態に移りつつあります。
把握している主な感染経路は依然として家庭内、職場内感染及び知人からが多く、日常生活での注意が求められます。
57人が軽症で5人が無症状ですが、いつ中等症や重症に移行してしまうか分かりませんので、油断してはいけません。
感染症患者の年代別では前週に続き20代から40代が多数を占めており、ワクチン接種が進んでいる高齢者の割合が減少していることから、ワクチン効果が現れていると思われます。
高齢者のワクチン接種状況と新規陽性者数の関係を示すグラフ、及び第4波と第5波の年代別陽性者率を示すグラフを追加しましたのでご参照ください。
水戸市では既にワクチン接種対象となる12歳以上の市民全員が予約可能となっています。
市民の皆様にはワクチン接種予約をお願いします。
水戸市のワクチン情報については次の水戸市ホームページをご覧ください。

現在療養中は108と減少傾向にありますが、自宅療養者が62人、宿泊療養施設入所者が29人いらっしゃることから、きめ細かく経過観察や療養支援をしてまいります。
4人の重傷者や3人の中等症患者につきましては、それぞれの病院で手厚い治療が行われています。
なお水戸市は中核市へ移行したことから独自の保健所を有しており、自宅療養者へは毎日連絡をとり、状況把握に努めております。
またパルスオキシメーターの貸し出しも行っています。
入院調整につきましても、引き続き県や医療機関としっかり連携してまいります。
茨城県非常事態宣言は9月19日をもって解除されることとなりましたが、国の緊急事態宣言は9月30日まで延長されています。
引き続き不要不急の外出自粛、他都道府県との往来自粛、会食時における感染対策、飲食店をはじめ、対象事業所の営業時間短縮、イベントの制限、出勤者数の削減等、様々な行動制限が要請されています。
詳細は茨城県ホームページをご覧ください。

県内では変異株の割合が高くなっており、水戸市内でも多くなっています。
変異株は感染力が強いうえ、若年層でも重症化につながることがあると言われていますので、より注意が必要です。
感染症対策を徹底したうえで、より慎重な行動をお願いします。
特に身近なところでの感染が多く見られていますので、今一度足元の生活様式をご確認くださいますようお願い申し上げます。
児童生徒への感染も多く確認されています。
来週から分散登校が始まりますので、お子様のいらっしゃるご家庭の皆様の特段のご配慮をお願いします。
会食を行う場合も、いばらきアマビエちゃんの登録や感染症対策を徹底している店舗等をご確認いただき、少人数で安全に会食を行ってください。
また地元飲食店のテイクアウトもご活用ください。
県域を跨ぐ移動も極力お控えくださいますようお願い申し上げます。
本市においても、減少傾向にあるとは言え、油断大敵です。
引き続き緊張感をもって対応していきたいと思います。
水戸市保健所を中心に積極的疫学調査や情報提供をしっかり行い、感染拡大防止に努めてまいります。
一方保健所業務が逼迫している状況にもあり、適切な業務を行うためには体制を強化することはもちろんですが、市民の皆様にもご協力をいただければ幸いです。
市民の皆様におかれましても、3密の回避、マスク着用、手洗い消毒、咳エチケットの励行、感染拡大地域との往来時の注意など感染症予防にご協力をお願い申し上げます。
皆様のお力添えを賜り、この難局を乗り切っていきたいと思います。
しばらくの間ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況の詳細については水戸市ホームページをご覧ください。