【水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について(8月20日更新)】

水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について、傾向が見えてくる1週間ごとにデータを積み上げ、表やグラフにまとめて公表しています。

8月第3週では73人の感染症患者が確認され、感染拡大が収まりません。

感染経路把握者が33人に対し、感染経路不明者が40人にのぼり、これが感染拡大を示す懸念要因です。

把握している主な感染経路は家庭内、職場内感染及び知人からが多く、日常生活での注意が求められます。

68人が軽症で5人が無症状ですが、いつ中等症や重症に移行してしまうか分かりませんので、油断してはいけません。

感染症患者の年代別では前週に続き20代から40代が半数以上を占めており、ワクチン接種が進んでいる高齢者の割合が減少していることから、ワクチン効果が現れていると思われます。

高齢者のワクチン接種状況と新規陽性者数の関係を示すグラフ、及び第4波と第5波の年代別陽性者率を示すグラフを追加しましたのでご参照ください。

水戸市では既にワクチン接種対象となる12歳以上の市民全員が予約可能となっています。
市民の皆様には早期のワクチン接種予約をお願いします。

水戸市のワクチン情報については次の水戸市ホームページをご覧ください。


現在療養中は151と急増しており、自宅療養者も129人に上ることから、きめ細かく経過観察や療養支援をしてまいります。

入院調整につきましても、引き続き県や医療機関としっかり連携してまいります。

茨城県全域に8月20日〜9月12日まで国から緊急事態宣言が発令されております。

また茨城県独自の非常事態宣言も発出されております。

このことにより不要不急の外出自粛、他都道府県との往来自粛、会食時における感染対策、飲食店をはじめ、対象事業所の営業時間短縮、イベントの制限、出勤者数の削減などの要請が発出されております。

詳細は茨城県ホームページをご覧ください。


県内では変異株確認の割合が増加しており、水戸市内でも多くなっています。

変異株は感染力が強いうえ、若年層でも重症化につながることがあると言われていますので、より注意が必要です。

感染症対策を徹底したうえで、より慎重な行動をお願いします。

特に身近なところでの感染が多く見られていますので、今一度足元の生活様式をご確認くださいますようお願い申し上げます。

会食を行う場合も、いばらきアマビエちゃんの登録や感染症対策を徹底している店舗等をご確認いただき、少人数で安全に会食を行ってください。

また地元飲食店のテイクアウトもご活用ください。

夏休みのお出かけや帰省は、極力自粛してくださいますようお願いします。

本市においても感染症患者が激増していますので、今まで以上に緊張感をもって対応していきたいと思います。

引き続き水戸市保健所を中心に積極的疫学調査や情報提供をしっかり行い、感染拡大防止に努めてまいります。

一方保健所業務が逼迫している状況にもあり、適切な業務を行うためには体制を強化することはもちろんですが、市民の皆様にもご協力をいただければ幸いです。

市民の皆様におかれましても、3密の回避、マスク着用、手洗い消毒、咳エチケットの励行、感染拡大地域との往来時の注意など感染症予防にご協力をお願い申し上げます。

皆様のお力添えを賜り、この難局を乗り切っていきたいと思います。

しばらくの間ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生状況の詳細については水戸市ホームページをご覧ください。