水戸市植物公園の観賞大温室及び熱帯果樹温室がリニューアルされ、オープニングセレモニーが開催されました。
水戸市植物公園は1987年(昭和62年)に建築家の瀧光夫先生の斬新な発想のもと、本格的なイタリア式庭園としてオープンしました。
しかし開園から30年以上が経過し、老朽化も目立ってきており、また隣接する小吹清掃工場が移転し余熱利用ができなくなったことから、リニューアル計画を策定し、整備工事を進めてきました。
開園当初は年に約15万人の来園者がありましたが、近年は約5万人にとどまっていました。
そのため再び15万人の来園者を目指して新感覚の植物公園づくりに動き出しました。
周辺にはひたちなか市のひたち海浜公園、那珂市の茨城県植物園、石岡市のいばらきフラワーパークなど、大規模な植物公園が存在します。
また運営は国や県なので、投資額も桁違いです。
このような規模や資金力において、大きな差がある施設と同じ手法で切磋琢磨することはできないため、知恵を出し、独特のフラワーアートなどオンリーワンを目指していかなければなりません。
これまで植物公園に携わってくださっていたボランティア団体や地域の皆様にご協力いただきながら、小さくても大きく光る植物公園づくりを目指してまいります。
現在新型コロナウイルス感染症の影響で不要不急の外出自粛を要請しているところですが、巣篭もり生活で精神衛生上、或いは健康上リセットしたいときは、是非水戸市植物公園で気分転換してはいかがでしょうか。
リニューアルオープンを記念して5月5日まで入場料は無料です。
3密の回避、マスク着用、手指消毒など感染症対策を徹底してお楽しみいただければ幸いです。
詳細は水戸市植物公園公式サイトをご覧ください。