若者によるエビデンスに基づく政策提言発表会が開催されました。

本発表会は、人口減少社会で水戸市が賑わいのある住みやすいまちであり続けるためには、若者や女性に選ばれる魅力あるまちとなることが重要であるという認識のもと、これからの時代を担う大学生に「水戸市が若者や女性が活躍でき、選ばれるまちとなるために、何が必要か」について検討してもらい、市へ提言していただく取り組みです。

この政策提言の特徴は、憶測や主観ではなく、客観的なデータやエビデンスに基づく研究成果を発表するところにあり、政策決定過程において大変重要な視点を学ものです。

本日の発表会には茨城大学と常磐大学の学生が参加してくださり、「水戸市の女性管理職割合を上げるためには」「サテライトオフィス誘致と子育て支援」「男女の家事育児分担差の改善のために」をテーマとし、データや統計、水戸市職員等への聞き取りやアンケート調査等に基づいて課題を抽出し、解決を図るための政策提言を行いました。

大変細かく調査研究しており、傾向を捉えることで、対策を講じていくための政策立案につなげていくことについて、共通認識をもちました。

学生にとっては、行政の仕組みや役割を理解することで、市政をより身近に感じ、関心を深めるきっかけになるとともに、発表の実体験を通して市の政策・方針決定過程への参画拡大の契機となったのではないでしょうか。

今後とも政策提言の発生源を多様化し、様々な視点から市民ニーズを的確に捉えてまいります。

ご参加いただいた茨城大学の皆様、常磐大学の皆様、指導にあたられた先生方、ありがとうございました。

両大学の益々のご発展をお祈り申し上げます。