【2020年大変お世話になりました。(本年最後の投稿)】

2020年も残すところあと数時間となりました。

本年も一年間、高橋やすしブログをご愛顧いただいている皆様、市民の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。

心から感謝申し上げます。

一年を振り返ると新型コロナウイルス感染症一色と言っても過言でない年でした。

4月1日には希望に満ちあふれた将来都市像を描き県内初となる中核市へ移行し、水戸市保健所も堂々とオープンいたしました。

その初日に水戸市で初めての感染症患者の発生が確認され、早速水戸市保健所の力が試されることとなりました。

混乱がまったくなかったと言えば嘘になりますが、そのような中でも保健所職員や応援職員が一丸となり、市民の安心のために力を尽くしてくださいました。

一時は繁華街や福祉施設でクラスターと思われる集団感染が確認されることもありましたが、市民の皆様のご理解とご協力、医療関係者の皆様の献身的なご尽力を賜り、大きな感染拡大を防ぐことができております。

改めて関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

しかし第三波が全国各地で猛威を振るっている中、水戸市も例外ではありません。

油断をせず、引き続緊張感をもって対応していかなければならない状況であることを、しっかり認識しておかなければなりません。

水戸市保健所を中心に感染拡大防止のための積極的疫学調査や市民啓発、的確な情報発信に努めてまいります。

一方市内経済は宿泊、飲食、土産品販売、公共交通など観光業界を中心に大きな打撃を受けています。

これまで感染症の拡大防止、市民生活の安定化、地域経済の回復の3項目を中心に第5弾に及ぶ緊急対策を講じてまいりました。

それでもなお市中経済は厳しい状況にあるため、国の第三次補正予算の動向を注視し、引き続き地方創生臨時交付金等を活用し、水戸市の都市特性を捉えた選択と集中による感染症予防や経済活性化、生活者支援などの施策を展開してまいります。

まずは感染症拡大防止にしっかり取り組み、感染症予防を図ることで地域経済を回し、感染症予防と社会経済活動の両立を図ってまいりたいと思います。

水戸市のイベント等についても、感染症予防を徹底したうえで、徐々に再開していきたいと考えております。

また経済の落ち込みにより税収も厳しい状況にあることは明らかです。

そのため施設整備等のハード事業は整備スケジュールを見直さざるを得ませんが、そのような中でも子育て支援や教育、医療や介護などは先送りすることなく、政策遂行の優先順位を的確に捉えて、次年度予算編成に取り組んでまいります。

来る2021年も、しばらくは新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらの行財政運営、社会経済活動、市民生活が続くと思われますが、そのような状況下にあっても、市民の皆様が明るい未来を展望でき、安心して暮らせる魁のまち・水戸の実現に向けて、市政の舵取り役をしっかり果たしていきたいと決意いたしております。

引き続き皆様のご指導ご鞭撻、そして叱咤激励を賜りますようお願い申し上げます。

なお今年の最後の投稿を笑顔で締めくくるために、我が家の愛犬「ラッキー」が新しく覚えた「花のワルツダンス」をご披露いたしますので、厳しい中でも笑って年の瀬をお過ごしいただければ幸いです。

最後になりますが、2021年丑年が皆様にとって輝かしい年となりますようお祈り申し上げ、本年最後の高橋やすしブログへの投稿とさせていただきます。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ。