茨城大学教育学部附属小学校5学年の総合的な学習の時間(ひびきの時間)における、市長のお話を聞く会が開催され、リーダーの役割についてお話しさせていただきました。

市長という仕事を通して、目的を明確に持ち、それを実行するための組織づくり、組織の質を高めるためのコミュニケーションの重要性等についてお話しさせていただきました。

また答えが一つでない課題において、その決定過程について、みんなで議論していくことによって、一つの答えを導き出していくことの意義をお話しさせていただきました。

水戸藩9代藩主徳川斉昭公が弘道館の精神で説いた「衆思を集めて群力を宣ぶ」(みんなで話し合うことを大切にすることによって、仲間の力を伸ばしていくこと)の言葉を送り、水戸の先人は180年も前から、みんなで話し合う姿勢の大切さを私たちに教えてくださっていたことも説明しました。

行政のお話で、少し難しい部分もあったかと思いますが、熱心に耳を傾けていただいたことに心から感謝申し上げます。

私からの質問に多くの児童のみなさんが手を挙げて答えを述べてくださったり、最後に時間が過ぎるくらい積極的に質問を投げかけてくださったり、児童のみなさんの高い学習意欲に心から敬意を表したいと思います。

今日の話の内容が、少しでも、児童のみなさんのこれからの学習活動や実生活での参考になれば嬉しいです。

児童のみなさんの健やかな成長をお祈り申し上げます。