茨城トヨタ自動車株式会社様より機銃掃射痕鉄柱をご寄贈いただきました。
茨城トヨタ自動車様の工場は昭和36年ごろに専売公社から払い下げられ、城東から千波町に移築されました。
この度本社新築工事に伴い工場を解体したところ機銃掃射痕鉄柱が発見されました。
戦時中専売公社は軍事工場も担っていたらしく、アメリカ軍の攻撃の対象となってしまったため機銃掃射を受けてしまったものと推測されます。
機銃掃射は厚さ5ミリほどの鉄柱を貫通させるほどの威力があり、機銃掃射痕はその恐ろしさを物語っています。
この機銃掃射痕鉄柱は平和記念館に展示し、戦争の恐ろしさや平和の尊さを次世代に伝えていく戦争資料として大切にしていきたいと思います。
茨城トヨタ自動車株式会社様、ありがとうございました。
貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。