私が住んでいる水戸市塩崎町の初役員会が開かれ、今年度の事業等について協議しました。
私は今年度常会長(班長)を務めています。
塩崎町は168世帯で、私の常会は10世帯です。
塩崎町は田園風景に囲まれ、備前堀が涸沼川に注ぐ直前の町内で、だいだらぼう像で有名な大串貝塚ふれあい公園があります。
下大野小学校や常澄中学校、長福寺という由緒あるお寺、折居の泉も塩崎町にあります。
教育施設や歴史資源に大変恵まれた町内です。
私が市議会議員になった約20年前は、世帯の約70%ぐらいは農家でしたが、今では半数を割り込んでいます。
耕作面積が減っている訳ではないので、農地が集約され、大規模化が図られているということだと思いますが、農業経営の効率化が図られている反面、伝統的農業従事者が減少していることに少々寂しさも感じます。
しかし時代や農業経営形態が変化しても、旧来のコミュニティは維持されており、誰もが顔を知っている関係がこの町内にはあります。
良い意味での田舎コミュニティです。
少子高齢化の波の中にあるのも現実ですが、田舎付き合いや多世代交流の中で、高齢者や子供たちが笑顔で暮らせる環境があります。
顔の見える独特のコミュニティがこれからも続いていくことを願っています。