教育遺産世界遺産登録推進協議会国際シンポジウムが岡山県備前市で開催されました。
教育遺産世界遺産登録推進協議会は平成24年11月に水戸市、足利市、日田市を構成市として発足し、平成27年5月に備前市が加わり、4市連携で世界遺産登録を目指した活動を推進しています。
構成資産は水戸市の弘道館・偕楽園、足利市の足利学校、日田市の咸宜園、備前市の閑谷学校で、それぞれに開放的で自由な学習環境を有しており、特徴ある教育を行い、近世教育の中心的な役割を果たしました。
この近世の教育遺産群は昨年4月に日本遺産に認定されており、世界遺産登録に向けて弾みが付いたのと同時に、それぞれの市において観光や教育の推進につながっています。
今後、学術研究をさらに深め、教育という普遍的な価値を国内外で高く評価されるストーリーを構築し、世界遺産登録に向けて、一層活動を活発化させていきたいと思います。
また世界遺産登録の活動には市民理解と応援が不可欠となりますので、シンポジウムの開催や啓発活動等を推進していきたいと思います。
皆様のご理解と応援をよろしくお願い申し上げます。