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水戸市立博物館 特別展のご案内

「やわらかな光と花に満ちた世界ー五百城文哉の水彩画」

●期間:平成25年11月9日(土)~12月15日(日) 月曜休館
●会場:4階・3階展示室
●料金:一般200円(20名以上の団体及び各種割引券は150円)
 ※高校生以下、65歳以上、障害者手帳・療育手帳所持者と付き添い1名は無料

五百城文哉(いおき ぶんさい)は、文久3(1863)年に水戸で生まれ、明治39(1906)年に日光で没した洋画家です。

幼少期を水戸で過ごした後、上京して、官庁勤めをしながら、「鮭」や「花魁」等の作品で知られる洋画家・ 高橋由一(1828~1894)の下に入門して洋画を学びます。

27歳で官庁勤めを辞めると、地方遊歴の時期を経て、日光に落ち着きます。

明治39(1906)年に没するまで後半生を日光で過ごし、水彩画の作品を多く描きました。

五百城文哉の描いた水彩画の作品は、細やかな描写と豊かな色彩が特徴です。

日光の社寺の姿や、素朴な自然の風景、のどかな農村で暮らす人々の姿、そして美しい花を咲かせる高山植物の生命力あふれる姿を、丁寧にやわらかく描き出しています。

今回の展覧会では、五百城文哉の作品を水彩画を中心に幅広く展示しています。

また、弟子の小杉放菴(1881~1964)と福田たね(1885~1968)の作品も併せて展示しています。

近年新たに市立博物館に収蔵された作品や、他の美術館の所蔵品も展示し、風景画から植物画まで、五百城文哉の水彩画作品を一堂に観ることのできる、貴重な機会です。

今年で生誕150周年を迎える水戸出身の洋画家・五百城文哉の美しい作品の世界を、この機会にぜひお楽しみください。

(水戸市ホームページより引用)