稲荷第二地区の住民による里山づくり・木戸房池(きどっぽいけ)周辺整備事業が行われ、高橋やすしは開会セレモニーで激励のご挨拶を申し上げました。
この事業は地元で結成されたNPO法人エコグリーンいばらきが主催しており、グリーンパティ栗崎、いきいきコミュニティ稲荷ニ、大洗ロータリークラブが協力して行われています。
栗崎地域は豊かな里山に恵まれていますが、人の手を加えなければ荒れ放題となってしまいます。
そこでエコグリーンの皆さんが間伐を行い、その間伐材を活用して木材チップを作り林道に敷き詰めて歩きやすくする工夫が凝らされています。
林道には柵やベンチを設置し、遊歩道のように整備し、地域住民の散歩道として作り上げています。
また木戸房池の草刈りなども行い、親水化して憩いの場としても整備しました。
かつてこの周辺はかユリが群生していた地域として知られており、今日はユリの球根植えを行い、ユリの群生地としての再生もめざしています。
木戸房池周辺は地域住民の憩いの場であり、整備の仕方によっては大きな魅力となります。
また自然環境を守り次世代に引き継ぐことは大変重要なことです。
このような地域住民主体の取り組みが様々な地域に拡充されていくことを願っています。