本日8月15日は67回目の終戦記念日です。

戦後67年が経過しました。

全国戦没者追悼式をはじめ、各地域で追悼行事が行われているものと思います。

戦争で亡くなった方々は、約310万人(民間人約80万人)です。

水戸市も8月2日未明の水戸空襲で約300人の尊い命が奪われ、一面焼け野原と化してしまいました。

戦争でお亡くなりになられた方々に対し、改めて心よりご冥福をお祈り申し上げます。

わが国には今なお原爆の後遺症に苦しむ被爆者もおります。

高橋やすしは昭和40年生まれです。

戦争どころか戦後の厳しい時代すら経験していません。

もの心が付いた時は既に高度経済成長を経て、繁栄と平和の日本が存在していました。

このような世代が政治の中枢を担う時代になっているからこそ、戦争の悲惨さ、二度と過ちを起こしてはいけないという確固たる価値観、そして平和の尊さを次代に語り継ぐ思いを強く持たなければならないと思っています。

水戸市は昭和60年7月に核兵器廃絶平和都市宣言を行っています。

小中学生を対象とした「私たちの平和作文コンクール」、広島平和記念式典への水戸平和大使の派遣、平和記念館・芸術館・博物館が連携をした「ぴーすプロジェクト」、水戸市戦没者追悼式の開催など平和行政を推進しているところです。

語り部の皆さんも高齢化している中で、私たちが生の声を聞き、それを同じ生の声として次の世代に言い伝えていかなければなりません。

今後とも様々な事業を通して、平和行政を推進し、核兵器廃絶と恒久平和の実現に地方自治体としてのできる限りの努力をしてまいります。