市民観光ボランティア「歴史アドバイザー水戸」総会が開催され、高橋やすしはご挨拶をさせていただきました。
平成１０年のNHK大河ドラマ「徳川慶喜」の放映に伴い、千波湖畔に展示館を設置したことから、来場者をご案内するボランティアが結成されました。
平成１２年に正式に市民観光ボランティア「歴史アドバイザー水戸」として発足し、水戸の梅まつりを中心に、これまで約１４万人の観光客をご案内しています。
昨年は東日本大震災の影響で、本市の観光産業は大きな打撃を被りました。
また４２年間続いたテレビドラマ「水戸黄門」が終了してしまい、本市の観光へは強い向かい風が吹いている状況です。
このような中でも歴史アドバイザーの皆さんは、いつも笑顔を絶やさず、おもてなしの心で観光客をお迎えいただき、分かりやすい説明でご案内をいただいています。
「また水戸に来たい」と思っていただくためには、ホスピタリティの精神が非常に大切で、そのお手本となっていただいているのが歴史アドバイザーの皆さんです。
観光産業は大変裾野が広い分野で、地域経済活性化のために観光振興を図ることは大変意義深いことです。
風評被害等がぬぐい切れない状況ですが、これからも歴史アドバイザーの皆様と行政がしっかり連携し、多くに人々が訪れていただける水戸の再生に向けて、観光振興に力を入れてまいります。