世界遺産登録推進シンポジウムが開催され、高橋やすしは、パネリストとして参加してまいりました。
皆様ご存じの通り、水戸市は偕楽園と弘道館を近世の教育遺産として世界遺産登録をめざしています。
今日のシンポジウムでは、専門家の先生から世界遺産の意義や水戸の可能性等について基調講演をいただき、偕楽園弘道館復興支援の会の和田祐之介会長からも活動報告等について講演をいただきました。
講演後はパネルディスカッションが行われ、第二部からは高橋やすしも加わり、これまでの復興の取り組みや世界遺産登録に向けた他市との連携について意見を述べさせていただきました。
現在の世界遺産登録の取り組みとしては、同じ近世の教育遺産群として、栃木県足利市の足利学校、岡山県備前市の閑谷学校、大分県日田市の咸宜園との連携を模索しているところです。
都道府県域を越えて、遺産の点と点を結び広域的な連携で世界遺産の登録を目指すことは国内では初めての試みです。
連携することによって、教育遺産というソフト的な付加価値を創出しいくことは、大変意義深いことだと考えます。
専門家の先生方には学術的な付加価値を創出していくことにご協力いただき、私たち行政は、市民の盛り上りを創出していくことに努め、世界遺産登録に向けた機運を醸成していきたいと思います。
世界遺産登録による効果は大きく、地域の活性化、観光振興、教育の推進、文化レベルの向上など期待できる分野が多岐に渡っています。
これからも行政と市民の協働で、偕楽園弘道館の世界遺産登録に努力してまいります。