高橋やすし オフィシャルブログ 「元気水戸ふるさと日記」Powered by Ameba-110410_125930.jpg


春うららかな日和となり、暖かい一日でした。少し動くと暑いくらいでした。

今日もまちへ出て、震災の様子伺いをしながら、色んなご意見をいただきました。

やはり震災直後の情報提供体制の不備を指摘される方が最も多かったようです。


震災の被害は、どこも同様で、瓦や塀の崩落。そして家屋の内外の壁の崩壊など。家を建て直すと、おっしゃられていた方もいました。

その一方で、頭を切り替えている方々も多く、とりあえず応急処置だけしておいて、普通の生活に戻られておりました。

しかし、ある金属加工工場に伺って、話を聞いたところ、まだまだ仕事は半分以下だと話しておりました。日立製作所関係が完全でないためらしいです。

昼食時に、あるお店で知り合いの工務店の社長にばったりお会いし、「忙しいでしょう?」と尋ねたところ、「住宅の直しなど、注文は多いけど、材料がなくて、仕事にならない」とおっしゃっていました。

いずれにしても、経済活動は、まだまだ震災前には戻っていません。早く今まで通りの仕事と雇用状況に戻って欲しいと願うばかりです。特に日給月給や時給で働く人々は、このままの状況が続けば、死活問題に至ってしまいます。

近所の桜は満開に咲き誇っていました。暖かい陽気に誘われて、桜も人々の目を和ませています。

着実に季節は前進しています。しかし、なかなか心が晴れません。でも、私たちも震災を早く乗り越え、みんなで力を合わせ、一歩一歩着実に前進していきたいと思います。