清須市長選挙2017 告白と渡辺ひでと支援の表明
熱い夏 熱い市長選挙戦が繰り広げられています。
このたびの選挙に際し 高橋は正直ずっともやもやしておりました。清須のトップを決める大切な選挙であるのにも関わらず、どの候補を支援していくのか公式に態度を表明しておりませんでした。
当然でありますがどんな選挙においても候補者に対する支持は分かれます。こと市長選挙は一人だけしか当選しませんので、その選択の重みは候補者や陣営にとっては生きるか死ぬかというほど重いものです。よって選挙選に熱が入れば入るほど支援者同士の敵と味方の区別が明確になり、場合によっては憎しみに変わり、それが選挙後も後を引くことも多いです。
選挙は戦争だとも形容されます。批判や中傷、デマも飛び交うことも少なくありません。平和な生活を送りたい方にとっては はっきりいって 深く関わりたくないと思っているに違いありません。私達 政治家の端くれとして、選挙される側として 本当に有権者に対し罪作りなことをしていると感じることも多いです。
そういう意味合いで選挙においてははっきりと自分の考えや態度を表明しない場合が多いと思います。一例をあげるなら商売屋は選挙や政治に関わるなといわれることもあります。みんなにいい顔をしていたほうが商売的にはいいという考えです。またSNS等においても 政治や選挙に関する投稿に対してはスルーされることが多いと思います。
この傾向は実際よくありません。そして社会が硬直化すればするほどこの傾向が強くなります。自由な発言ができなくなる社会。自由な発言が妨げられる社会。そうなると勇気や希望が抱けない萎縮した社会になってしまうでしょう。そうならないようにするのが私たち政治家の仕事であるのに! 以前発行した印刷物にも私は書きました。王様は裸だと! 誰もが言える世の中をつくっていかなくてはならないと。
前置きが大変長くなりました。私の中でも様々な葛藤があるのでしょう。お許しください。
表明
このたびの市長選挙において
私は渡辺ひでと候補を支援します。
その理由は
今の清須の硬直した市役所の雰囲気を変えなければならない と考えていること。
①役所内の風通しが悪い。若い職員がのびのびと仕事ができない 封建的? 自信や誇りをもって仕事をしているのか? 下級なものほど人事がころころ変わる。上級は固定化。しかも 能力よりも イエスマンを優遇しているように感じる。
②内向きな役所。独りよがりの役所。 それでいて独自性もない役所の仕事。外との繋がりを大切にしていない。例えば 先日 河村たかし名古屋市長が清洲城に来て桶狭間再現劇を行った。清洲城をスタートとし熱田神宮、桶狭間と 信長が勝負に撃って出た桶狭間の戦いのルートを顕彰し、それを観光化に繋げようというイベントだったと評価しています。その際河村市長から清須に対し参画の打診があったのにも関わらず、それを軽く断ったと聞いております。我々議会に対してもその開催情報は開示されておりません。名古屋市との合併という議論も起き始めている、また名古屋との連携は清須には必須課題。何故これをスルーできるのか?
このままいくと 清須市の周辺では目まぐるしく情勢が変わっているのに手を打たず取り残されてしまう。
③市民軽視。議員・議会軽視
市民への接し方が上から目線。優しさが無い。
お上主義。 お役所主義。 申請があれば受ける。
問題があっても申請が無ければ無視。 説明不足。
聞くだけ聞いてレスポンスを怠る。 総括すると市民を完全に見下している。 その前に議会、議員も軽視されている。 はっきりいうと 議会の力不足。役所と対峙し物言わない。追随議会なので舐められている。説明をきちんとしない。 これは議会、議員の問題でもある。
端的に言うと 以上の市役所の体制・体質を改善しないと清須の未来はお先真っ暗。 この体制・体質によって政策の志向、展開も制限されていく。だから政策も総合的に小粒なものとなる。
これらの状況を招いたのは平成24年の大河ドラマ事件
http://ameblo.jp/takahashi-tetsuo/entry-11372177465.html
であると感じている。あれから何かが変わりました。あれから5年経過しようとしているがまだその傷はいえません。 それに深く関与していたのが 永田すみお 元副市長でもあります。 そして 大河ドラマ事件の補正予算1億1千500万円の採決においても 議会多数が それに蓋をするようにして 飲み込んでしまったので 清須市議会はそれから地に落ちました。また将来ある有能な職員にすべての罪をなすりつけ切り捨て保身に走りました。無責任。 馴れ合い議会 未熟な議会と内向きな市役所のコラボレーションの結果である現在の市政における停滞状況を打破しないと清須の未来はありません。
私は 加藤静治市長の12年間を全て否定するものでは決してありませんが、加藤市政の継承なのか刷新なのか?と問われたとき 継承よりも刷新を選びます。
その点、渡辺ひでと候補はしがらみの無い改革派。
長年の議員経験があり、役人行政から脱却した市民本位の政治を確立すると言っている。渡辺ひでと候補がリーダーになれば今の市役所の風土が劇的に変わると考えます。政策も名古屋市合併を目指す、あるいは広域行政のあり方を見直すなど外向きでダイナミックである。
清須の未来のため 希望が持てる政治の確立の為の私は選択をいたします!
よって私は今 この市長選挙において正式に 渡辺ひでと候補を支援することを表明し 残りの選挙日程において全面的にいち政治のプレイヤーとして参画します。