清洲中学校の怪獣!?
先週末、「清洲中学校に怪獣が出た!」という情報を得た。
早速、地元猟友会が出動。
プール付近で目撃とのこと。
目が合った後、怪獣は側溝に逃げ込んだとか。
さすが野生鳥獣捕獲のプロ
プールの下に小さな穴を発見!
怪獣が出入りしているらしい。
穴の周りには怪獣の毛が落ちている。
学校内なので安全を十分確保するのは当然。
そして罠を設置後、5日後の今日
怪獣を捕獲!!
その正体は!?
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ヌートリアでした!!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2
戦時中に毛皮に利用するため飼育されていたものが
飼育放棄のため東海地方以西で野生化している。
清須市内五条川ではひょっこり顔を出しているのをよく見かける。
堤防破壊、農作物被害をもたらす特定外来生物。
有害鳥獣として駆除の対象となる。
しかし清須市内でお馴染みのアライグマ同様
近くで見ると愛らしくもある・・
清須市内ではカラスをはじめ
ヌートリア、アライグマの食害の
報告が増えている。
イノシシや鹿の目撃情報すらある。
★★★
山林や里山の荒廃
それによりエサ不足になり
野生鳥獣が里に降りてくる
農村部では食害が深刻だ
あるいは人間の欲に基づき海外より輸入
その後の放逐により野生化
都市部でも生活環境が脅かされる
人間にとって「有害鳥獣」として
駆除の対象となる彼らは
いわば人為的に産み出されたようなもの。
彼らには何の罪もない。
名古屋近郊の都市部に住む私たちも
まちの生活の中で野生鳥獣に接する時
山のこと、森のことに思いを馳せる
必要があるのではないだろうか?
野生鳥獣の息づかいに耳を澄ませる
必要があるのではないだろうか?
林業の再生
里山の再生
野生鳥獣の個体のコントロール
生き物を飼育することについての責任
五条川の怪獣に接し
住民生活と野生のハザマで
考えさせられることは多い