ヴァイオリン ミッションブック著者の
高橋里奈です。
梅雨入り後は、
さすがに湿度がすごいですね。
楽器が湿った音を出しています😢
お悩みの相談
ヴァイオリンの先生から、
お悩みのご相談をいただきましたので、
こちらでシェアさせていただきます。
それは、「仕事」と「子育て」の
両立についてです。
働く女性の共通の悩み
働く女性なら誰でも遭遇する問題ですね。
特にお子様がいらっしゃる場合は、
悩まれることが多いと思います。
今回ご相談をくださった先生も、
小学生のお子さんがお一人
いらっしゃいます。
私自身も子供二人を育てていましたので、
本当に綱渡りをしてきました。
使えるサポートはすべて利用した！と
思っておりますが、
もっと改善点もあったなと、
今ではわかります。
自宅教室の働き方の特徴
ヴァイオリンの先生の
働き方の特徴を 鑑みながら
考えてみたいと思います。
音楽教室にお勤めの場合と
自宅で教室を開かれている場合では、
働き方が多少異なります。
今回は、自宅で教室を開いている
ケースについて深掘りしていきます。
夕方から夜のレッスンの影響
一般的なお仕事との違いの一つは、
働く時間が夕方から夜ということです。
これはちょうど、
子供が学校から帰ってきて
家にいる時間と重なります。
学童などのサポートを利用しても、
子供が帰宅時にはまだレッスン中
ということになります。
そして家では、
母親は別室で レッスンをしています。
そこからは楽しそうな声が
聞こえてくると思います。
ここが、他の仕事にはない
大きなポイントです。
子供の寂しさとストレス
親が他の子供に注意を向けていると、
子供は、自分が軽視されていると
感じることがあります。
まだまだ甘えたい年頃の場合、
これはとても配慮が必要な
事項となります。
自宅レッスンの場合、
20時ぐらいまでが
教室の営業時間として
妥当な線だと思います。
とすると、18時に
子供が帰宅してからの2時間、
子供は少し寂しい思いをして
過ごすことになります。
ここに兄弟がいる場合は
一緒に過ごす人がいるので
寂しさも軽減されますが、
お子様が一人の場合は、
文字通り一人で過ごすことに
なるわけです。
ということで 私たち母親が
思っている以上に
ヴァイオリン教室を自宅で
開業している母親の子供は、
寂しさやストレスを
感じているのです。
時間管理の重要性
私の経験上、
20時までレッスンをした場合
その後、子供を寝かすまでの数時間は
ものすごい慌ただしくなります。
子供の就寝時間が22時だとすると、
猶予は２時間。
ご飯の用意は、仕事前にある程度
しておくことが可能だと思いますので、
用意にかかる時間は15分ほどで
なんとかなります。
その後食事をし、
子供の入浴などを促し、
諸々の話をしているうちに、
もう22時はやってきます。
とにかく時間との戦いの毎日でした。
有意義な時間のために
私たちも普通の人間です。
時間に追われると、許容量が
どんどん狭くなることがあります。
でも、留意しなければいけないのは、
この２時間を 子供にとって、
そして母親にとって
有意義な時間にすること、です。
そんなのわかってる〜
という声が聞こえてきそうです。
では、どうすればいいのか。
それはレッスン量を
働けるレッスン枠の、
８割にとどめること、だと思います。
この状態を、満室と考えてください。
１０割までやってしまうと
どうしても、余裕がなくなります。
収入の確保とバランス
でも、仕事として教室運営を
しているわけですから、
もちろん収入の確保は必然です。
さらなる深掘りが必要になりますね。
続きは、明日またお送りします。
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