花嫁のれん号。 | H i Bi no A T O

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風景写真家 高橋智裕のBLOG
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予報通り、天気が荒れてきました今日の金沢です。

気温はさほど冷え込んでいるわけではありませんが、明日明後日と、爆弾低気圧の影響を受けるようで、大雪の予報が出ていて、最高気温も一桁の下の方だって。。。

昨日の春のような陽気からまた一気に真冬に戻りそうです。。。

東北の地震の被害があった地域の皆さんには、不安と寒さと、もうほんっとに辛い日々が続くっていう、神様はいないのかって思う。

どうぞ、体調だけは気をつけて過ごしてほしいと、祈るばかりです。

今日は、今度は和歌山県で少し大きな地震がありましたね。

地震大国とはいえ、こう次々と続くとやるせなくなってしまいますね。

明日からの大荒れの天気、そして、余震にじゅうぶんご注意ください。

さて、北陸のJR線屈指の人気を誇る、JR西日本七尾線を走る観光列車「花嫁のれん号」。

土曜日の、のと鉄の旅のお仕事で見かけ、仕事とは関係なくちょっと乗れたら乗ってみたいなあと思い、昨日、七尾駅へ向かいました(笑)

この列車、新型コロナ流行前は、プラチナチケット化していて、数か月前、そしてタイミングが合わないとなかなかチケットをゲットすることが出来ない、大人気観光列車でした。

それがなんと、七尾駅出発5分前でチケットが取れるとは。。。

乗車すると、私の乗った車両には私以外におふたりだけという、なんともびっくりなコロナの影響が出ていました。

ゆっくり静かに金沢までの約1時間を楽しめるってのは良いのだけど、複雑な気分でした。

土曜日は、のと鉄の「のと里山里海号」、翌日は、JR七尾線「花嫁のれん号」と、なんて幸せな♪

ちなみに、横に停まっている列車は特急「かがり火号」ですっ。

この車内、なんて煌びやかな装飾。

ちょっと落ち着かな貧乏性です(笑)

車内はこんな感じ。

金箔を貼り詰めたというイメージの壁に天井まで繊細な絵が描かれています。

車内の売店で買えるコーヒー(300円)も花嫁のれん号をイメージした紙コップで提供頂けます。

デッキもこんな感じでおしゃれ~♪

で、ですよ、ピンクの落ち着きある着物を着たアテンダントさんから聞いたお話しですが。。。

さっき、「金箔を貼り詰めたイメージ」と言いましたが、そう、乗客が乗っている場所のドア付近にある金色の壁は、実は金箔ではなく、金色の折り紙みたいな感じのものが貼られているとのことで、これは防犯とかを考えてのことなのか、コスト面の関係でなのかわかりませんが、そうなんだそうです。

で、ですよ、「じゃあ、本物の金箔は見れないのか?」ってことになりますが、実は。。。

車両と車両の間にある売店のある場所のドア付近、これは本物の金箔が貼られているそうです。

言われてから、客室内とこのドア部分の色を見比べてみると、本物の金箔の方が、ギラギラしてなくて、ちょっとくすんだ感じ?いや、その言い方!!!

比べるとほんと違いがわかりますよ。

落ち着いた金色っていうのかな?

そんなこんな、なかなか貴重な体験だったし、人も少ないし、車内をウロウロして過ごしましたとさ(笑)

花嫁のれん号は途中、羽咋だったかな、そこしか停まらないので、鈍行を使った往路より、だいぶ早く金沢に戻ることが出来ました♪

おしまい。