雪のない金沢湯涌、玉泉湖。 | H i Bi no A T O

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風景写真家 高橋智裕のBLOG
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SONY α7RⅢ+FE 24-105mm F4 G OSS(GITZO GT4533LS三脚+Markins Q20i BK自由雲台使用)

 

朝から青空が広がっていましたが、予報通り、お昼あたりから一気に雲に覆われ始めた今日の金沢です。

空気はひんやり、ようやく今シーズン初めての最低気温がマイナスの冬日を観測。

観測史上2番目に遅い冬日観測です。

今日の青空は貴重なものになりそうで、この後1週間、予報にはお日様マークがありません。

そして、雪マークもありません。

ずっと傘マーク、そして、気温が高め。

週間予報はコロコロ変わるので、予報通りにはならない可能性は高いですが、それでもやっぱり例年に比べるとおかしな冬です。

そんな貴重な青空が広がる午前中、金沢の山間部にある小さな温泉街、湯涌温泉へ。

お湯に浸かるためではなく、もちろん撮影です(笑)

小さな人造湖で、雪景色もとても綺麗な静かな湖ですが、雪不足でもちろん雪は全くありません。

それはわかっていたので、別の目的で訪れました。

そうです、気温が低くなった今朝、そこへ陽射しが射し込み、こんな感じでもやもや〜と。

幻想的です♪

思い浮かべていた通りの作品が撮れました(^_^)

この湖には、小さな小屋が湖畔に建っています。

雪を貯蔵しておく、氷室小屋です。

江戸時代には、ここへ雪を貯蔵し、夏、江戸の将軍家へ献上していたとのこと

その伝統は今も続いています。

この氷室の日(7月1日)に食べられるものが"氷室饅頭"です。

無病息災の縁起物で、今でも食べられているんですよ♪

もちろん、私も食べます(笑)

そんなこんなで、雪のまったくない湯涌温泉、氷室小屋にも雪が保存出来ませんね。。。

途中の医王山スキー場も稼働することなく、寂しい光景が広がっていました。

雪国北陸が、雪国じゃなくなっています(^_^;)

 

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