久々に雨が降りました。
この取材旅初めての雨。
紅葉は、雨にも似合います。
風の強い、標高2,000mの美ヶ原で夜明けを迎えました。
夜から下界の町は霞みが掛かり、夜明けとともに雲海が成長し、そして、太陽が顔を出すと雲の海がオレンジ色に彩られます。
昨日の夕方は、月の演出、そして今朝は、雲海の演出。
自然て、ほんとにくい演出を毎度してくれます。
下界に下りようと、ビーナスラインを諏訪を目指し進むと、扉峠にさしかかります。
そこでは、空を覆う分厚い雲の隙間から天使の梯子がカラマツに向けて注いできました。
たくさんの人たちに素晴らしい1日を天使が運んできてくれているようです。
そして、霧ヶ峰。
いつも気になっている、草原に立つ木。
厳しい高所の風雨にさらされながら、立ち続けています。
下界に降り立つと、諏訪湖の湖畔に立つ小さな城に。
諏訪高島城です。
前回とは彩りがまったく違い、紅葉ピーク。
桜の名所ですが、紅葉の名所でもあります。
長野県には、松本城・上田城・高遠城をはじめ、多くの紅葉が美しい城跡があり、高島城は比較的訪れる人が少なく、おすすめの穴場です。
かっこいいでしょ?
今夜は、木曽路。
長野県は気温が下がっています。
明日も、信州の美しさに出会えますように。