富士山のご来光から御嶽山への落陽。 | H i Bi no A T O

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風景写真家 高橋智裕のBLOG
tomohirotakahashi.com

昨夜は前日からの早朝移動にものの見事に寝落ち、ブログの更新が出来ませんでした。

しばらく遠征中で、更新が出来ない日があるかと思いますが、楽しみにして頂いている皆さん、どうかご理解頂いて、温かな気持ちで見守って頂ければ嬉しいです(笑)

まあ朝晩、激寒です。。。

それでも、素晴らしい秋晴れが続いている甲信地方、素晴らしい秋に出会っています。

前回の来る日も来る日も雨の秋とは打って変わって、自然と笑みも溢れてきます。

明朝は曇り空になりそうで、ちょっとゆっくり寝ることが出来るかな。

八ヶ岳の麓、おしゃれな町、清里。

紅葉に町が彩り鮮やか、まさに見頃。

(写真上から吐竜の滝・川俣川渓谷・清里駅)

清里から下り道をしばらくくだったところにある、この道。

立派な史跡です。

戦国時代に作られた"信玄の棒道"。

当時は、上中下とあったようですが、現存しているのは上のみ。

これは、武田信玄が北信濃(長野県北部)を攻略するために、軍勢が通りやすいようにほぼ直線の道を、甲斐(山梨県)から敷いたと言われています。

これによって迅速な行軍が出来るようになったというわけですね。

戦国最強の武田軍団を支えた道。

武田信玄恐るべしです!

今朝は、夜明け前から朝霧高原で始まりました。

この場所に着いた時には、空一面雲に覆われ、富士山を見ることは無理かと思われましたが、ふたを開けてみると見事の早朝の風景が目の前に現れてくれました。

雲が点在していると、なんともドラマチックな風景になるでしょ?!

富士山麓から信州への移動中、原村で出会った風景。

遠く北アルプスの山々が、すっかり雪化粧した姿を浮かび上がらせていました。

秋と冬が同居した風景、季節の移ろいを感じます。

 

素晴らしい信州の風景の中でも、私がもっとも好きな場所のひとつ、霧ヶ峰エリア。

まず蓼科高原で、前回のリベンジ。

秋色に染まる蓼科湖。

前回訪れた時は、ひどい雨、そして、紅葉色付き前で、ガッカリしながら霧に煙るビーナスラインから撤退しました。

今回はもう見事としか言いようのない素晴らしい秋色♪

風も穏やかで、湖面リフレクションも。

その後、霧ヶ峰で、日が暮れるまで。

富士山から昇る朝日で始まり、御嶽山に沈む夕日で終わるという今日。

なんとも贅沢な気持ちになりました。

風は冷たかったけれど、素晴らしい風景に出会えて、寒さを忘れました。

(写真上から蓼科湖・霧ヶ峰からの八ヶ岳・霧ヶ峰からの富士山・霧ヶ峰からの御嶽山・霧ヶ峰からの南アルプスと茅野市の夜景)

 

明日も素晴らしい自然に出逢えますように。