日帰り帰省。 | H i Bi no A T O

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風景写真家 高橋智裕のBLOG
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(右からカメラマンの柏崎佑介さん、古波津陽監督、福島県田村市出身の女優佐藤みゆきさん、私)

もう馴れた日帰り福島。
今回は、長編ドキュメンタリー『1/10 Fukushimaをきいてみる 2013年版』を制作した古波津陽監督の、今年制作を始めたドキュメンタリーに出演させて頂くため、薄磯を訪れました。
前記ドキュメンタリーの聞き役女優佐藤みゆきさんが今回も同じようにお話しをしていくというもので、一緒に薄磯を歩きながら当時のこと、さまざまな想いなどを話させて頂きました。
このドキュメンタリーの依頼を受けさせて頂いたのは、上記作品を観させて頂き、古波津監督の「ありのままをありのまま伝える」というスタンスに共感したためです。
佐藤さんは、現地を歩き、現地の人の話しを聴き、感じた事や疑問に思ったことを率直に質問して頂きました。
この作品が完成した暁には、多くの皆さんにご覧頂き、少しでも多くの方々に関心を持っていただけるきっかけになって頂ければと思っています。

(薄磯海岸に立つ佐藤みゆきさん。)

今回、いわき市に関心を持って頂き、このような機会を与えて頂いた古波津監督、女優の佐藤みゆきさん、カメラマンの柏崎佑介さん、そして、金沢から同行して頂いたNHKの藤田盛資さんに心から感謝申し上げます。

この撮影中、以前からその活動に尊敬と関心を持っていた、いつかお会いしたいと思っていたフォトジャーナリスト安田菜津紀さんがたまたま同じタイミングで薄磯に訪れていて、私を見つけ声を掛けて頂き、ご挨拶をすることが出来ました。
もの凄い偶然が招いた出会いでした。

薄磯は、14日に訪れた時よりも多くの範囲で基礎の解体が行われています。
3月中には作業が終了するという予定になっており、間もなく、この薄磯もまったく変わった姿になります。

(基礎が解体され、積み重ねられているコンクリートなど。)


(基礎が解体され積み重ねられているコンクリートなどの前に供えられている造花。)