冬の北陸特有の重く厚い鉛色の雲が立ちこめる空、夕方、松任海岸を歩きました。
海岸には誰もおらず、波の音だけが響いていました。
この海岸は、海が荒れるとすべて海に沈むくらい、冬の日本海は荒れまくります。
砂浜には、波で運ばれて来たさまざまなものが打ち上げられています。
とても、冬の海岸の風景は観光客の方々にはお見せ出来ないくらいの惨状です。
これは、大陸に近く、大陸で投棄されたものが波に乗って押し寄せるという悪条件が絡んでいます。
これを観ると、地球の大きさを感じます。
何処か別の世界で起きていることと思いがちな海外でのこと、しかしそれは、この日本にも影響を及ぼす出来事なのです。
日本も地球の中の一部、それを強く感じる風景でした。
それにしても、ハングル文字や漢字で書かれたものが多いこと多いこと。
私たちもたかがゴミ、されどゴミということをしっかり自覚しなくてはなりませんね。
(今日は、まだ穏やかな部類に入る日本海でした。それでも荒れてますけど。)
(大荒れの時は、この柵も海の中です。)
(海岸にはたくさんのものが漂着しています。これも寂しさを助長させるものです。)
(松任海岸からの徳光PA。砂浜に白く見えるのはすべて漂着物です。)
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