今日は祖父の形見の時計で外出。
子供の頃、同居していた祖父の膝の上に抱かれることが多かった。
大好きだった祖父。
その膝の上はお気に入りの場所だった。
優しかった祖父の腕にはいつもこの時計。
http://antiquewatchat.blogspot.com/2016/05/grand-prix-orient-special-25-jewels.html?m=1
なぜ今日急につけたくなったのかわからないけど
今朝の雲ひとつない空が、
子供の頃に実家の前の道で見上げた空とそっくりだったし、
頬に当たる太陽の暖かさと、少しひんやりした空気が混ざった感じも、
今朝の、新緑の爽やかな香りがわずかに香る
今時期の空気も、
幼少期のあの日、吸い込んだ空気と同じ香りを
リアルに思い出させるものだったからかもしれない。
一時期は叔父が受け継ぎ、さらに代替わりした従兄弟に頼んで譲ってもらい、
以前偶然飛び込んで惚れた、松本の時計屋さんでオーバーホール。
今ではすっかり現役復活。
狂いもなく時を刻んでくれてる。
随分あれから時間も経って、今は僕の腕に。
少しは似合う自分になっていればいいんだが。。
苦笑
今日はまず母周りの色々に奔走。。