おばんでございます。仙台地区をはじめとする東北地方の電車のドアは、ボタンを押して開閉するボタン式半自動が採用されています。それも、冬場は寒く、ドアを開けっ放しにしておくと車内の暖房が無駄となり、それを防ぐ目的、いわば車内保温を目的としている。かつて、常磐線の電車では、ドアボタンが付いていない電車が原ノ町といわきで走っていました。そういった電車では、長時間停車の時には、1箇所以外の一部のドアだけを閉め切る限定開という措置がとられていました。
4つまたは3つあるドアのうち、中程の1箇所だけを開けておく限定開では、開いている1箇所以外のドアは閉め切りとなっている事から温度維持につながるといえます。