車でも電車でも電気式の初となったDMV | 鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

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おはようございます。

 

さて、今年度中に徳島県では、世界でも初となる、DMV「デュアルモードビークル」という車が本格的に運行される予定となっております。そのDMVは、赤字路線の維持、電車とバスとの乗継解消を目的として開発されてきました。

 

DMVの場合ですと、利用するお客様側からすれば、駅で電車とバスをしなければならないところ、乗継が不要となりシームレスに移動できる。鉄道事業者側からすれば、駅や鉄道線路といった鉄道設備を敷設する事なく路線が延伸できる、災害で不通となった際にはバスとして道路を迂回させて運行する事ができる。といったメリットがある。

 

そのDMVには、マイクロバスを改造のため、定員が少ないというところから、課題があった。そこで、2005年には2両連結ができるタイプのDMV2代目が導入されるものの、鉄道車両として走行に必要な保安装置(ATS、列車無線等)を搭載している関係から、その分、重くなり、定員が16名程度と少なくなっていた。その課題から、3代目となるDMVが導入された。3代目となるDMVは、マイクロバスの車体を中型トラックの台枠に載せ替えて製造された車両で、そのDMVこそが、将来の実用化を見据えいた車両となりました。実用化を見据えいた3代目DMVは、初代車両、2代目の車とは違って、新たに、エンジンで発電した電力で動く電気式となり、車としても、電車としても初めての電気式となったわけです。