電車としても分類されているDMV | 鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

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おばんでございます。

 

さて、今年度中に徳島で本格実用化が予定されている道路でも線路でも走行できるDMV「デュアルモードビークル」は、マイクロバスを線路を走行できるよう改造した車です。DMVは、列車とバスとの乗継解消、赤字ローカル線の維持を目的としてJR、車の関連メーカーが共同で開発されました。DMVはマイクロバスを改造のため、当然、定員が少なくなるという課題があり、2009年から、定員を重視し実用化(営業運転)を見据えいた3代目の車両が導入されました。その3代目のDMVは、車体はトヨタコースター、台枠は中型トラックのものを流用したものが使われており、定員も16名から29名(乗客と乗務員を合わせた定員)へと向上している。

 

3代目のDMVというと、車でも、列車でも、これぞ、第一号となる車両でした。それが、最新の電気式車両としての第一号だ。実用化を見据えいたDMVは、エンジンを発電機として使い、エンジンで発電した電力で走行するという最新の電気式で、車としては日産ノート、ホンダのNワゴン、N-VAN、列車としてはJR東日本のGV-E400系、JR九州のYC1系で本格的に電気式というものが採用されています。3代目DMVは、道路を走行する車としては「エンジンと電気で動く車」、線路を走行する列車としては「内燃機関と電気で動く電車」として分類されている。

 

日産ノートやホンダのNワゴン、N-VANといった車やGV-E400系といった電車、DMV(2009年以降に導入された3代目)では「内燃機関で動く車両」としてではなく、電気で動く車両となっており、実用化を見据えいたDMVは「内燃機関で動く車や列車」にも「電気モーターで動く車や列車」のどちらにも分類されている事になります。これには、DMVが各地で導入が検討されている事から、列車の免許にも関係しており、線路上でのDMVは、「電気車」か「内燃車」のどちらかの運転士でも担当が可能という事にある。さらにいえば実用化を見据えいたDMV「ダーウィン」は、列車としては「内燃機関を発電機として用いて発電した電力で動く電車」とされているため、「内燃車」としても「電気車」としても扱われている事にある。いわば、新型DMV自体は、電気式自動車、電気式列車の1つともいえるところだ。