交流電化されている茨城の鉄道 | 鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

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おばんでございます。いつも、ブログへ「いいね」をくださいまして誠にありがとうございます。今回は、茨城の鉄道が交流電化されているかをブログへ書いていきたいと思います。

 

さて、鉄道の電化方式には、「直流電化」と「交流電化」の2つの方式があり、首都圏、中京圏、関西圏、山陽のほとんどでは前者の直流、北海道、東北、北陸、九州のほとんどでは後者の交流で電化されている。

 

しかし、首都圏の鉄道でも、茨城県内を通る常磐線、水戸線、つくばエクスプレスは直流ではなく、交流電化となっております。そのわけとは、茨城県石岡市に磁気観測所があるためである。それらの路線が交流電化となっているのには、次のとおりとなる。

 

①茨城県石岡市にある磁気観測所があり、その周辺の路線を直流電化してしまうと、電流が漏れ磁気観測に影響が出てしまう可能性がある。

②周辺の鉄道を直流電化する場合には、当然、変電所を多く設ける必要があり、その分、コストが莫大にかかる

 

そういった点から、首都圏の鉄道の中でも、茨城県を走る常磐線、水戸線、つくばエクスプレスは、磁気観測所に影響の少ない交流が選ばれたと考えられます。それにより、茨城県を走る電車は交流も直流も走行できる「交直流電車」で運行されているわけだ。私鉄である関東鉄道、三セクの鹿島臨海鉄道では非電化となっていて、それにも、仮に電化した場合、交直流電車が必要であり、交直流電車はコストが高額な事もその要因の1つではないかと思われる。