割引運賃 | 阿武急と仙南の事を語るブログ

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いつも、ブログへ「いいね」をくださいまして誠にありがとうございます。今回は、鉄道での割引運賃の事をブログへ書いてまいります。

 

さて、鉄道の運賃にも、一定の条件や資格によって安くなる「割引運賃」というものが存在しています。今回、ブログで書く、割引運賃については、フリーきっぷや新幹線回数券といった企画乗車券には触れてはおりませんのであしからずご了承ください。

 

「割引運賃」には、「往復割引」「団体割引」「身障者割引」「学生割引」「乗継割引」の4つの割引があり、それらの割引は「少しでも安く」という事で「救済措置」として導入されていると考えられる。

 

「往復割引」の場合ですと、片道601㎞以上の区間を往復する場合に「行き」と「帰り」のそれぞれの運賃が1割引となります。例えば、東京から二戸まで往復をする場合ですと、ちょうど距離が601キロピッタシとなりますので適用となる。

 

東京から二戸までの運賃9790円から、運賃を1割引をすると8811円となるので、1円の単位は四捨五入をすると切り捨てとなるので8810円となります。

計算をすると9790円−9790円×0.1=8811円。

 

東京から二戸までを往復すると、割引運賃が適用され17620円となります。

 

②「団体割引」の場合、同じ行程で8人以上で旅行をする場合、運賃が1割引となります。閑散期であれば1.5割引となる。団体割引には「一般団体」(いわゆる普通団体)、「学生」による「学生団体」の2つがある。

 

普通団体の場合ですと、31人から50人までには1人に対して、51人以上からは50人増えるごとに1人分の運賃が無料となる

 

③「身障者割引」の場合、身体障がい者手帳等の手帳所有者に対して行われている割引で、101キロを超える場合のみ通常の運賃が5割引(半額)となります。第二種障がい者の方が単独で乗車する場合、片道101㎞を超える場合のみ割引の対象となります。第一種障がい者の方が介護者付き添いで乗車する場合は、100㎞を超えるか、超えないかに関係なく運賃がそれぞれ半額となります。

 

第二種障がい者の方が単独で乗車する場合→片道101㎞を超える場合のみ運賃が半額。

第一種障がい者の方と介護者が乗車する場合→距離に関係なく運賃が半額。

 

④「学生割引」の場合、学生に対して適用されている割引で、片道の営業キロが101㎞を超える場合のみ運賃が2割引となります。

 

⑤「乗継割引」の場合、複数の事業者の路線を乗り継いだ場合に適用される割引で、代表的なものとしては、新幹線の開業によりJRから経営が分離され運賃が高くなり、それによる「救済」を目的として導入されたものである。