おばんでございます。今回は、トクトクきっぷの利用できない時期となる利用制限期間の事をブログへ書いてまいります。
まず、トクトクきっぷは、正式には特別企画乗車券の事で、通常のきっぷ(乗車券）よりは若干値引きされて発売されている乗車券で、代表的な青春１８きっぷ、週末パスや新幹線回数券、Wきっぷといったものが「企画乗車券」に該当します。そのため、そういったきっぷには㊭という表記がなされている。
一部のトクトクきっぷには、利用時期に制限がある利用制限期間というのが設けられており、
①ゴールデンウィーク期間中の4月27日から5月6日まで
②お盆休み期間中の8月10日から19日
③年末年始・正月期間中の12月28日から翌年1月6日
上記の３つの期間は、とくに新幹線が帰省ラッシュ、Uターンラッシュ、行楽へのお出掛けでのラッシュによってかなりの混雑する多客期となるため、利用制限期間とされている。
新幹線が利用が可能な新幹線回数券、別途、特急料金を支払って乗れる「週末パス」といった長距離移動向けのトクトクきっぷは通常運賃よりも割り引かれているため、仮にGW、お盆、正月に利用が可能となっていると、当然、新幹線の利用へ殺到して、それ以上の混雑が起きる可能性というのもある事から、利用制限期間というのが設けられていると考えられる。それにも、新幹線回数券(座席指定が可能なもの）では座席指定も出来る事から、当然、指定席が取れなくなるという事態が殺到してしまうためでもある。