2つあるグリーン料金 | 鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

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いつも、ブログへ「いいね」をくださいまして、誠にありがとうございます。今回は、グリーン料金の事をブログへ書いて、解説してまいります。

 

JRグループの列車で、普通車よりワンランク上位の設備を持つ、特別車両「グリーン車」に乗る際には、運賃、特急料金(新幹線または特急列車へ乗車する際に支払う料金)に加えて、グリーン料金(特別車両料金)というものを支払う必要がある。グリーン車に乗車する際に支払うグリーン料金は、利用する設備に対して支払う料金となります。ここで解説をしますと、

 

「運賃」→輸送する契約として支払っている賃金、つまり、運賃を支払ている事は輸送契約を結んでいる事となる

「特急料金」→速さに対する価値として支払っている料金

「指定席料金」→着席を保証する料金。指定席料金を支払っている事は、その列車での着席の保証がなされている事となります

「グリーン料金」→車内設備に対して支払っている料金

 

という事になります。

 

すなわち、グリーン料金は、普通車より車内の内装(設備)がワンランク上で豪華である事に対して支払われている設備料金という事になります。  そのグリーン料金ですが、新幹線・特急列車に適用される料金と快速列車に適用される料金の2つの体系に分けられていて、特急列車用のグリーン料金は「特別車両A」、快速列車に適用される料金は「特別車両B」となっています。

 

快速のグリーン料金が、特急列車のグリーン料金と比べて安価となっているのには、特急列車のグリーン車から比べれば、それほど上位で豪華でもなく、特急列車の普通車指定席並みの座席で、たいして変わらない事にある。そのため、快速列車のグリーン料金は、特急列車のグリーン料金と比べれば、割安な「特別車両B」が適用されている。

 

グリーン料金が2つの体系に分離されているのには、理由があり、その理由としては、

 

特急列車用→設備や内装が豪華である事

快速列車用→設備や内装が特急のグリーン車と比べればそれほど豪華ではなく、特急の普通車並みである事

 

特急列車のグリーン車では、シートピッチが1000mmで、一方、快速列車のグリーン車は、シートピッチが特急列車の普通車並みの900mmを採用している事も関係してる。

 

余談ですが、急行列車、鉄道連絡船でのグリーン料金(特別車両料金)については、関わらず、「特別車両券B」が適用とされていた。そのため、急行列車が途中の末端区間を快速として運行される場合でも、全区間(快速として運行される区間を含めて)グリーン料金(急行料金は急行区間だけ)が通算となっていた。