財政危機は地方にも 2019.7.19(金) | 幸福実現党 高橋けい子のブログ

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 昨年度は降雪量が極端に少なく、除雪費がかからなくてさぞや財政が潤っているだろうと思っていましたが、うるおうどころかカッサカサであることが判明し、少なからずショックをうけました。

 除雪は積雪量が少なければ、 町の自前の機動力でまかなえるのですが、大雪になると外部に委託することになります。

 今年度その委託費は4日分で6000万円を計上しています。4日分で間に合うのかと気がしますが、例年7000万~9000万円で計上しているとのことです。

 雪の多かった一昨年度は、当初7800万円の予算でしたが、補正を3回して2億5000万円となりました。

 この財源は財政調整基金からの持ち出しです。

 今年度財政調整基金は4億4000万円ですが、本来ならば予算の10分の1くらい約12億円程度あることが望ましく、大分レベルダウンしています。

 この財政調整基金は、災害などの時にも使われることになりますので、備えとしてはもっと余裕があった方がいいでしょう。

 さて、町としては町税の税収増、つまり町民の収入の増加と固定資産の価値の増加を図って行きたいし、経常経費を減らしていきたいと考えています。経常経費の主なところは、扶助費です。

 

 町の財政を見ても、景気が良いとはとてもいえません。

 消費税が、安全や社会福祉まで圧迫していることは、罪が深いと思います。