<老朽原発うごかすな!キャンペーンニュース 第14号>
■10月19日 老朽原発うごかすな!滋賀県集会に参加して■
講演する長沢さん(10月19日)
10月19日、さいなら原発・びわこネットワーク主催
「老朽原発うごかすな!キャンペーン」企画の滋賀県集会は、
約60名の参加で開催された。
「なぜ老朽原発はうごかしてはならないのか?!」のテーマで、
長沢啓行さん(若狭ネット資料室室長)の講演。来年4月から、原発の検査制度が
大きく変わることへの危険性が強く訴えられた。現在は13ヵ月ごとに
規制委員会が定期検査を行っているが、来年4月から始まる新検査制度は、
電力会社自らが検査し、多少のひび割れなどの劣化が見つかっても、
「安全性維持基準」に適合すると判断すればそのまま最大24ヵ月まで運転できる。
それも原発を止めずに稼働させたままの点検を可能としている。
規制委員会はその事業者報告を受け取るだけ、というものだ。
40年超えの運転認可に係る特別点検は、この新検査制度の延長上にある。
中性子照射脆化が激しい老朽原発を、このようなずさんな検査で動かされると思うと、
恐ろしい限りだ。ましてや、事の善悪や、コンプライアンス意識も全く持ち合わせない
関電が点検する検査など信用できるはずがない。電力会社にフリーハンドを与え、
国の責任逃れを目論む新検査制度に強く反対し、老朽原発うごかすな!の行動を広げよう。
集会後ずぶぬれになりながらのデモは熱く貫徹された。
(H)
■新検査制度の導入を許さない!■
雨をものともせずにデモ(10月19日)
老朽原発動かすな!滋賀県集会に参加しました。
大阪府立大学名誉教授の長沢啓行さんが
「なぜ老朽原発はうごかしてはならないのか?」というテーマで、
来年4月から始まる新たな原発検査制度の重大な問題についてお話しされました。
原子力規制委員会による施設定期検査を廃止し電気事業者自らが検査を行う、
原子力設備がひび割れたままでも最大で24ヵ月運転可能になる制度が導入される
というのです。来年4月に導入にもかかわらず、このことは、一切公表されていません。
一切検査をしない、事故が起こっても国は責任を逃れることができます。
先ごろ、福井県高浜原発の地元、高浜町元助役を通じた関西電力への原発マネー環流が
明らかにされたばかりです。人々の健康と生活、ふるさを破壊した原発を推進する
電力会社に安全確保の一義的責任を果たすことはできません。
講演を聞く中、国とグローバル資本である電力会社に貫かれている思想とは、
「命よりカネ」であることを強く感じました。
私たちの命と生活をこんな奴らに支配されてはたまりません。
原発をなくしていくため、「命よりカネ」という思想に対抗して福島の人々、
原発立地に住むすべての人々と「命の連帯」を築いていきましょう。
(脱原発・滋賀☆アクション 岩﨑 晴彦)
★ニュース第14号 ダウンロード → コチラ
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■10月19日 老朽原発うごかすな!滋賀県集会に参加して■
講演する長沢さん(10月19日)
10月19日、さいなら原発・びわこネットワーク主催
「老朽原発うごかすな!キャンペーン」企画の滋賀県集会は、
約60名の参加で開催された。
「なぜ老朽原発はうごかしてはならないのか?!」のテーマで、
長沢啓行さん(若狭ネット資料室室長)の講演。来年4月から、原発の検査制度が
大きく変わることへの危険性が強く訴えられた。現在は13ヵ月ごとに
規制委員会が定期検査を行っているが、来年4月から始まる新検査制度は、
電力会社自らが検査し、多少のひび割れなどの劣化が見つかっても、
「安全性維持基準」に適合すると判断すればそのまま最大24ヵ月まで運転できる。
それも原発を止めずに稼働させたままの点検を可能としている。
規制委員会はその事業者報告を受け取るだけ、というものだ。
40年超えの運転認可に係る特別点検は、この新検査制度の延長上にある。
中性子照射脆化が激しい老朽原発を、このようなずさんな検査で動かされると思うと、
恐ろしい限りだ。ましてや、事の善悪や、コンプライアンス意識も全く持ち合わせない
関電が点検する検査など信用できるはずがない。電力会社にフリーハンドを与え、
国の責任逃れを目論む新検査制度に強く反対し、老朽原発うごかすな!の行動を広げよう。
集会後ずぶぬれになりながらのデモは熱く貫徹された。
(H)
■新検査制度の導入を許さない!■
雨をものともせずにデモ(10月19日)
老朽原発動かすな!滋賀県集会に参加しました。
大阪府立大学名誉教授の長沢啓行さんが
「なぜ老朽原発はうごかしてはならないのか?」というテーマで、
来年4月から始まる新たな原発検査制度の重大な問題についてお話しされました。
原子力規制委員会による施設定期検査を廃止し電気事業者自らが検査を行う、
原子力設備がひび割れたままでも最大で24ヵ月運転可能になる制度が導入される
というのです。来年4月に導入にもかかわらず、このことは、一切公表されていません。
一切検査をしない、事故が起こっても国は責任を逃れることができます。
先ごろ、福井県高浜原発の地元、高浜町元助役を通じた関西電力への原発マネー環流が
明らかにされたばかりです。人々の健康と生活、ふるさを破壊した原発を推進する
電力会社に安全確保の一義的責任を果たすことはできません。
講演を聞く中、国とグローバル資本である電力会社に貫かれている思想とは、
「命よりカネ」であることを強く感じました。
私たちの命と生活をこんな奴らに支配されてはたまりません。
原発をなくしていくため、「命よりカネ」という思想に対抗して福島の人々、
原発立地に住むすべての人々と「命の連帯」を築いていきましょう。
(脱原発・滋賀☆アクション 岩﨑 晴彦)
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