
ここ数日、US.OPENというワードが飛び交っていましたが、ワタシにとって、やっぱりUS.OPENといえばこっち。
Lake Meadは暑かった。ただいまUS.OPEN開催中です。

Boulder BasinというマリーナがあるエリアからVirgin Basinを結ぶnarrowsという文字通りの両狭い水域、ボトルネックのような水域があります。
両端岩盤なのですが、スタート後は競争するようにそこのnarrowsをバスボートが抜けます。
Virgin Basinに入り、向かって左のアーム、Overton Armへボートが進むと、いままで砂漠地帯にそびえたつ岸壁の様相が変わり、陸地が草で覆われはじめ、緑色に染まってきます。
変わるや否や、バスボートに当たる暑い風が一気に冷たい風に変わります。緑があるだけで、こんなに体感温度が変わるんだと自然の偉大さを肌で感じます。
やっぱり、百聞は一見に如かず。ネットなどの情報メディアが発展してもこの体感は味わえないです。
最近送られてきたB.A.S.Sのバスマスター(雑誌)。

The Intimidators 10 Great Fisheries That Should Scare Youという特集がありました。要約して「あなたを脅かす主な10つの湖。」とでも訳しましょうか。
5番目にLake Meadがありました。
このnarrowsという箇所が高い岸壁が続いていて(プロテクトされているように穏やか)、そこを抜けると突然強い風や波が発生していて、クラッシュすることがある。的なことが書かれています。砂漠の中にあるレイクなので朝夕は穏やかでも昼ぐらいには風が強く吹きます。

来年のエリートシリーズでは近年毎年開催されているLake St. Clair、第6戦で開催予定のニューヨーク州のSt. Lawrence Riverもこの特集に載っていました。
St. Lawrence Riverでは、26艇ほどウエイインのときに波が酷くなり戻ってこれなかったとバーニー・シュルツが紹介しています。