少年よ大志を抱け(クラーク) | 「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

 訪問していただき有り難う御座います。このブログでは、京都大学、大阪大学、名古屋大学、国立大学医学部に合格できる学力をつけるためのアイディアを真摯に書かせてもらっております。

少年よ大志を抱け(クラーク)

 

 そもそも受験制度はなぜ存在しているのか。それは、誰でも入学させるわけにはいかないからだ。東大や京大に誰でも入学させたら、授業レベルが落ちて日本の科学技術の水準が世界から取り残されてしまう。

 

 それは、日常の言葉でいうと

「最高レベルの授業を理解できるのは、ごく一握りの選抜された人だけ」

 ということ。別に、勉強だけではなくアスリートであれ芸術家であれ同じこと。

 

 音痴の人を歌手にしたり、鈍足の人をオリンピックに出したりすることは誰が指導しても不可能なのだ。塾や予備校も同じ原理であるのは、言うまでもない。なのに、誰でも受け入れてしまう。

 

 面接の評価がDで、筆記テストが0点の生徒を受け入れていた専門学校が次々と閉鎖になってゆく。これは、当たり前のこと。勉強する気も能力もないのに「学校」に入っても得られるものは何もない。だから、そういう学校は退学率が極めて高い。

 

 日本の学校、塾、予備校は一種の詐欺だと思う。できもしないことを

「キミならできる」「可能性は無限だ」「私が合格させる」

 などと、不可能なことを約束して金を巻き上げる。

 

 現場を知らない人は、綺麗ごとを言う。しかし、現実に「面接の評価D、筆記テスト0点」の生徒を前にして「キミの可能性は無限大だ」と言える人がいたら、偽善者か能天気の人と言わざるをえない。

 

 人は、みな違う。それでいいのだ。全員が研究職をめざしているわけではない。